行政に不可欠なITインフラの中核的な基盤サービスの提供を通じて、質の高い行政サービスをサポート
政府認証基盤の整備・運用
国民等から行政機関への申請・届出等手続をインターネットで行えるようにするための基盤として、政府認証基盤(GPKI:Government Public Key Infrastructure)が国において整備・運用されています。
政府認証基盤は行政機関側の認証局として、申請者側の民間認証局等と相互認証を行うブリッジ認証局と各府省の官職の電子証明書等を発行する官職認証局・日本政府認証局で構成されており、当研究所がその監理・運用を行っています。
ブリッジ認証局と相互認証を行っている、申請者側の電子証明書を発行する認証局は次のとおりです。
- 商業登記認証局(電子認証登記所)
- AOSignサービスG2に係る認証局(日本電子認証株式会社)
- TOiNX電子入札対応認証サービスに係る認証局(株式会社トインクス)
- TDB電子認証サービスTypeAに係る認証局(株式会社帝国データバンク)
- セコムパスポートfor G-IDに係る認証局(セコムトラストシステムズ株式会社)
- DIACERTサービスに係る認証局・DIACERT-PLUSサービスに係る認証局(三菱電機デジタルイノベーション株式会社)
- e-Probatio PS2サービスに係る認証局・e-Probatio PSAサービスに係る認証局(NTTビジネスソリューションズ株式会社)
- 公的個人認証サービス署名用認証局
LGWAN相互接続システムの運用
国においては、政府共通の標準的な業務環境(ネットワーク環境等)としてGSS(ガバメントソリューションサービス)の整備を進めています。
当研究所は、GSSにおける府省間ネットワーク(GSS G-Net)と地方公共団体における総合行政ネットワーク(LGWAN)とを相互に接続する「LGWAN相互接続システム」の運用・保守を行っています。
ガバメントクラウド利用システムのネットワーク接続支援
国においては、各府省の情報システムについて、政府共通のクラウドサービスであるガバメントクラウドへの移行を進めています。
当研究所は、各府省の情報システムのガバメンクラウドへの移行の際のネットワーク接続支援を行っています。

職員ID基盤の整備
国においては、職員等が業務を行う際のIDと認証機能を共通機能として提供する基盤として、職員のID基盤[GPAS: Governmentrelated-Person Authentication Service]の整備を進めています。
当研究所では、職員ID基盤とその連携先である政府情報システムとの間の各種調整の支援を行っています。