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2017.08.10

『行政&情報システム』2017年08月号連載企画 行政情報化新時代 No.36 これからの時代の地域住民の合意形成

国際大学GLOCOM
准教授/主任研究員 庄司 昌彦

今回は、これからの時代の地域住民の合意形成を2つの観点から論じてみたい。一つは、情報通信技術と参加型民主主義の関わり、もう一つはシェアリングエコノミーの地域社会への導入である。
1.代表者や担当者に「声を届ける」参加型民主主義
まず、情報通信技術の発展と参加型民主主義の関わりについて考えたい。民主主義のあり方は絶対的で不変なものではなく、それぞれの時代に応じた変化が起きている。特に、「参加」のあり方に注目すると、1990年代以降の変化は小さくない。