北米

2016.02.09

米国一般調達庁:オバマ大統領の2017年度予算で主要インフラ投資と新たなITシステム近代化ファンドを提案

President Obama’s Fiscal Year 2017 Budget Proposes Major Investments in Infrastructure, New Fund to Modernize Information Technology Systems

 

2017年度の米国一般調達庁(GSA)予算案は、連邦のインフラへの賢い投資と、最も危険な状態にある連邦政府のレガシーITシステムの近代化に取り組むことに重点が置かれています。

 

後者について、デニス・ターナー・ロス長官は、「GSAは、もっと効率的に、連邦のITシステムに21世紀をもたらすことができる。本予算が成立すれば、GSAは政府がより効果的に共有サービス化に取り組むことを可能とする、より良いサービスとソリューションを提供する位置に立つことになる。」としています。

 

予算案は、国家のインフラへの賢く、戦略的な投資と、政府のIT共通化への取組みに対する同長官のコミットメントを反映しています。大統領予算教書には新たに、最も危険な状態にあるレガシーITシステムを廃止、リプレースあるいは近代化するための31億ドルのIT近代化ファンドが含まれています。

 

また、予算案では、以下のような予算が2.6億ドル以上、GSAに充当されています。

・政府横断政策オフィスによる、シェアードサービスの連邦政府への適用と「証拠に基づく評価」の実行の継続をサポートするための予算:64百万ドル

・米国民に効果的でアクセスしやすいサービスを提供するための市民サービス・革新的技術室への予算:58百万ドル

 

http://www.gsa.gov/portal/content/123426