機関誌記事(冊子単位)

2019.08.09

『行政&情報システム』2019年08月号(特集:公共分野におけるAI・ロボティクス活用の展開)

公共分野においても、AIやRPA、ドローンといった技術の活用が見られるようになってきましたが、具体的な導入の進め方についてはまだまだ試行錯誤が続いています。
今回の特集では、イギリス政府および金融庁のRPA導入事例、特許庁のAI活用に向けた取組、民間企業におけるドローン活用事例を紹介しつつ、公共分野におけるAI・ロボティクスの活用に向けた今後の課題や展望について考えていきます。
トピックスでは
・経済産業省におけるDX(デジタル・トランスフォーメーション)の取組
・「ブロックチェーン技術が行政に与える影響に関する調査研究」報告書のポイント
・デンマーク大使館で開催された「社会システムデザインシンポジウム」の模様
について紹介します。

英国政府内閣府が進める業務自動化への取り組み ―RPA導入をHuman Centeredの視点で推進するCenter of Excellence― 英国内閣府 ジェームス・メリック・ポッター

金融庁におけるRPAの導入経緯と今後の課題 金融庁 総合政策局 リスク分析統括課 情報・分析室長 中井 大輔

特許庁におけるAI技術の活用による業務高度化に向けた取組について 特許庁 総務課調整班 課長補佐 麻川 倫広

エアラインが取り組むドローン活用と組織イノベーション ANAホールディングス株式会社 デジタル・デザイン・ラボ ドローン事業化プロジェクトリーダー 保理江 裕己

行政におけるAI・ロボット等の活用の展望と課題 東京大学公共政策大学院 教授 城山 英明

経済産業省におけるデジタル・トランスフォーメーションの取組、学び、課題 経済産業省 商務情報政策局 総務課 情報プロジェクト室 室長補佐 吉田 泰己

ユーザー視点で考える行政にとってのブロックチェーン技術の意義―「ブロックチェーン技術が行政に与える影響に関する調査研究」を踏まえて― 一般社団法人行政情報システム研究所 調査普及部長/主席研究員 狩野 英司

クリスチャン・ベイソン氏と考える日本政府・自治体におけるデザイン思考実践の課題と今後の展望 チャレンジ!!オープンガバナンスファウンダー/前東京大学公共政策大学院客員教授 奥村 裕一

民間企業におけるICT活用事例 No.37 新たな価値創造へ、センシティブ情報の保護と活用を両立 大切なのはグランドデザインで土台となる枠組みを描くこと 帝人在宅医療株式会社 東京支店 世田谷営業所 所長 田村 優次、帝人ファーマ株式会社 地域包括ケア事業推進部 営業企画グループ 担当課長 鳥居 健太郎、帝人ファーマ株式会社 信頼性保証部門 医療保証統括部 医療PL審査グループ 小林 純大

海外公共分野ICT化の潮流 No.13 黒海周辺で加速するイノベーションの風 JETROイスタンブール事務所 経済部長 廣瀬 浩三

デンマーク・デジタル社会の全貌 No.1 デジタル化が進展する次世代社会システムにおける社会実装 デンマーク大使館 中島 健祐

行政情報化新時代 No.49 パーソナルデータ活用の進め方 武蔵大学 社会学部 教授 庄司 昌彦

イノベーションのためのサービスデザイン No.4 サービスデザインを実践する人材像 株式会社コンセント 代表/武蔵野美術大学 教授/Service Design Network日本支部 共同代表 長谷川 敦士

研究員コラム 公共分野にも適用可能なサービス開発へのブロックチェーンの活用可能性の実証 一般社団法人行政情報システム研究所 研究員 細井 悠貴

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