内閣官房

2011.07.19

情報セキュリティ2011(内閣官房情報セキュリティセンター)

我が国の情報セキュリティ政策については、「国民を守る情報セキュリティ戦略」(2010 年5月11 日、以下「戦略」という。)や、その年度計画である「情報セキュリティ2010」(2010 年7月22 日)に基づき、国民・利用者の視点を重視した様々な情報セキュリティに関する施策を推進している。
しかしながら、クラウドコンピューティング1、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)、スマートフォン等の急速な普及といった情報通信技術の利用形態の急速な変化、「Stuxnet」に代表される新たな攻撃や2010 年9月に発生した我が国の政府機関等に対するサイバー攻撃等の脅威の複雑化・高度化、政府機関における情報漏えい等、情報セキュリティを取り巻く環境の変化は著しい。
加えて、2011 年3月の東日本大震災の発生に伴い、我が国は国家的な危機に直面し、情報通信システムを含む社会の枠組みそのものの在り方についても、適切な対応が求められている。
本文書は、このような環境変化を踏まえ、これらに的確に対応するため、2011年度及び2012 年度に実施する情報セキュリティに関する具体的な取組の重点について、その詳細を示すものである。

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