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2016.10.10

『行政&情報システム』2016年10月号トピックス オープンデータを活用したナビゲーション開発の取組み~自治体と自動車メーカー提携実証実験~

株式会社トヨタIT開発センター 開発・調査部 
プロジェクトリーダー 長田 祐
藤井 政登

1.実証実験の目的
2015年、トヨタIT開発センターは静岡市と提携し、静岡市が提供するオープンデータを活用したナビゲーションを開発する実証実験を行った。
きっかけは自治体が提供するオープンデータを活用することにより、クルマが持つ機能に付加価値を加えることができないか、と考えたのが発端である。
例えば、従来のナビゲーションにはVICSによる渋滞情報や規制情報は考慮されているが、VICSの適用範囲は高速道路と一般道路であり、生活道路までは対象とされていない。もし、このVICS情報に自治体が提供する生活道路の規制情報を加えることができれば、非常に精度の高い交通情報を提供することができるだろう、と考えた。