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2016.12.10

『行政&情報システム』2016年12月号トピックス プロジェクト・ファシリテーション 計画した成果を着実に摘み取るプロジェクト・マネジメント手法

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社
ディレクター 岡田 大祐

1.はじめに
プロジェクトは難しい。その成功率は1/3に満たないといわれており、2/3のプロジェクトではスケジュールの遅れや大幅なコスト増、はたまた導入したITシステムが使われないなどの憂き目にあっている。一方、計画通りの品質、スケジュール、コストに収まるのみならず、事業成長のテコとなり、ヒトも育ち、後々に語り継がれ、数年に一度は同窓会を開くような、大きな成果を生み出している大成功プロジェクトもある。この違いは何か。筆者はITコンサルタントとして、事業構造変革やIT刷新・更改に伴う業務改革に至るまで、様々な改革プロジェクトを経験してきた。その経験を踏まえ、プロジェクトの成否を分ける違いについて考察する。