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2020.10.09

2020年10月号トピックス 下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト) 町田市下水道部水再生センター 担当課長 松井 穣 「単槽型硝化脱窒プロセスのICT・AI制御による高度処理技術」

町田市下水道部水再生センター
担当課長 松井 穣

1.はじめに

町田市は東京都の多摩南部に位置する人口約43万人の都市です。多摩丘陵の豊かな自然に恵まれ、スポーツやグルメ、ショッピングなどで多くの人々が交流する、ファミリー層をはじめとした幅広い世代に人気がある街です。
官民共同でまちづくりを推進し、2019年11月に開業した大型商業施設「南町田グランベリーパーク」は、都市公園の豊かな自然とショッピングモールを融合した新拠点として注目され、新たな賑わいの発信地となっています。
当市は1964年から下水道事業に着手し、現在、98.8%の市民が下水道を利用できる環境となりました。当市は東京都から神奈川県側に飛び出した形状をしており、神奈川県の相模原市、大和市、横浜市、川崎市に囲まれています(図1)。このような特殊な地形的条件から、当市は単独公共下水道として、1つのポンプ場(鶴川ポンプ場)と2つの下水処理場(成瀬クリーンセンター、鶴見川クリーンセンター)で下水処理を行っています(図2)。

図1 町田市の位置

(出典)筆者提供

図2 町田市の下水処理概要

(出典)町田市下水道ビジョン