機関誌記事(記事単位)

会員限定

2021.10.15

2021年10月号 特集 北上市における民間人材活用の実践

北上市企画部都市プロモーション課
情報政策推進室情報政策係長
小池 匠

北上市企画部都市プロモーション課
主幹
大塚 知彦

1.はじめに

 岩手県北上市は、北上盆地のほぼ中央に位置し、北上川と和賀川が合流する肥よくな土地に美しい田園地帯が広がり、西に奥羽山脈、東に北上山地の美しい山々が連なる豊かな自然に恵まれている。令和3年には市制施行30周年を迎え、人口は約9万2千人となっており、農業産出額・製造品出荷額とも県下有数で、農業と工業のバランスのとれた活気あふれる都市として発展している。
 今回、ICTの普及や人口減少社会を踏まえ、ICT利活用による市民の生活利便性の向上と行政の効率化を進める必要があること、新型コロナウイルスの影響等により、社会のデジタル化が急速に進展する中で、市政においても変革に対応するための集中的な取組みが急務であることから、DX推進に知見を持つ専門民間人材を特定任期付職員として採用するに至った。
 当市が進めた民間人材採用の取組みを、採用した自治体からの視点(小池)と採用された民間人材からの視点(大塚)のそれぞれの視点から振り返り、自治体における民間人材活用の実践事例を紹介する。