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2018.06.10

2018年06月号トピックス ワークショップによるプロジェクトファシリテーション~&HANDがメトロ銀座線で実証実験にいたるまで~

一般社団法人PLAYERS
ワークショップデザイナー・クリエイティブファシリテーター タキザワ ケイタ

1.ワークショップには成果が求められている

変化が激しく先が読めない時代において、企業や行政機関などにおけるサービスデザインの取り組みの一環として、アイデアソンやデザイン思考を用いたワークショップが盛んに行われている。他方で、「フレームワークに沿って実施しているが成果が出ない」、「ワークショップは盛り上がるが自分のデスクに戻ると熱が冷めてしまう」といった話しを耳にすることも多い。ワークショップはやれば必ず成果が出る魔法の杖だと思われている節があるが、ワークショップでできることは限定的だ。目的はリサーチ、アイディエーション、コミットメントなど多様であり、参加者、時間、場所、予算など多くの制約を受ける。そのような複雑な状況の中、ワークショップデザイナーには期待以上の成果を生み出し正しいゴールへと導くことが求められている。