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2022.10.10

2022年10月号 連載企画 これからの行政に必要なデータマネジメントとは(新連載) no.1 オープンデータで行政をアップデートするための6つの心得

デジタル庁デジタル社会共通機能グループ
データスペシャリスト
下山 紗代子

0.本連載について

 このシリーズでは全4回の連載で、行政機関におけるデータマネジメントの取り組みについて解説します。データマネジメントとは、組織で保有するデータを情報資産として管理し、ビジネスや政策に活かすことができる状態を保ち、さらに進化させていくための組織的、継続的な活動を指します。特定の業務に閉じたものではなく、組織全体の取り組みとして進める必要があるため、何から着手すれば良いのか悩まれている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
 政府機関においても、データマネジメントの必要性を認識し、取り組みとして定着させるための検討や実践が進められてきました。その中の1つに、デジタルガバメント技術検討会議下のタスクフォースとして政府CIO補佐官の有志メンバーで2019年からスタートした「データマネジメントタスクフォース」があります。組織の規模や性格は違っていても、データを組織の活動に活かせる状態を作るというゴールは同じであるはずなので、政府機関において進めてきた取り組みの内容を共有することで、広く自治体を含む公的機関や民間組織の方々のデータマネジメント推進の後押しに少しでもなればと考え、データマネジメントタスクフォースのメンバーで全4回の連載を執筆させて頂くことになりました。