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2013.07.29

ビッグデータの価値は研究力で決まる ―数理解析技術でディープ・ナレッジを手に入れる(日本IBM/Provision)

ビッグデータ、この言葉がその存在を強く主張し始めてから数年が経ちます。そして人々は、ビッグデータに対し、いわば流行語としての扱いではなく、そこからいかに多くの価値ある知見を得るか、という「本質」を求め始めるようになりました。果たして、ビッグデータから、どのような「価値ある知見」を得ることができるでしょうか。そこで登場するのがアナリティクスです。ひと口にデータを解析・分析すると言っても、そこに用いられる手法によって、結果に現れる「違い」は明らかです。
IBM Research のBusiness Analytics and Mathematical Science グループ(数理科学部門)では、ますます需要が高まるアナリティクスの研究に、日々邁進しています。新たなアルゴリズムを生み出し、データに潜む価値を顕在化し、これまでにないイノベーションを実現し、新たな価値を創造する。それは決して、一夜にしてできることではありません。IBM Researchのそれは、数十年にわたる統計学、応用数学、コンピューター・サイエンスなどの研究の蓄積に基づいています。そして、こういった「知の厚み」とも言うべきものが、現在のビジネスの現場において競争力を生む武器になっていることもまた、事実です。
今号では、ビッグデータから価値を抽出する技術として注目される「数理解析技術」や「数理科学技術」に焦点を当て、最先端の研究内容とそれらを適用した事例を紹介しています。研究は、いまやビジネスに寄り添う存在です。全編を通じて、それを読者諸氏の五感に訴えることができれば幸いです。

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