北米

2016.09.29

GSAがオープンガバメントへの取組みの一環として“データ連合”を立上げ

GSA Launches Data Federation as Part of Open Government Efforts

GSA(一般調達庁)は、政府横断的なデータ標準化と連邦官庁と地方政府の双方にわたるデータ結合の施策を支援するための新たな取組みである「米国データ連合(U.S. Data Federation)」を立ち上げました。

米国データ連合は、data.govの成功を踏まえて設立されました。異なる官庁をまたいで統合され一貫性が確保されたデータ構造を実証する事例の紹介を通じて、よりオープンで相互接続されたデジタル・ガバメントを推進していきます。

米国データ連合における施策はまた、公共部門をより行政機関をまたいでのデータの比較分析を容易にするとともに、複数の官庁をまたいで動作するアプリの作成を可能とします。

米国データ連合では、建築に関するオープンデータと自治体から発行された建築許可の共有のための標準である「建築・土地開発仕様(Building & Land Development Specification:BLDS)」や、情報交換のための地域主導型で、標準的な手法である「国家情報交換モデル(National Information Exchange Model:NIEM)」、市民がより直接的に政府と双方向のやりとりができるオープンで相互運用可能なシステムの構築を目指す「Open311」など様々な施策が進められています。

(原文)http://www.gsa.gov/portal/content/150542

(米国データ連合のサイト)http://federation.data.gov/