北米

2016.11.16

米国連邦政府IT近代化に向けたガイダンス案のパブリックコメント

行政管理予算局(OMB)は、連邦政府の老朽化したITシステムを近代化するための新しいガイダンス案について、パブリックコメントを開始しました。パブリックコメントは、2016年10月26日に開始され、2016年11月25日に終了します。

ガイダンス案は、政府機関に対して、特定のリスクが高く、優先度の高いシステムを対象として、以下の4つのフェーズに沿って、近代化計画を策定することを求めるものです。策定された近代化工程表は、政府機関の通常予算の計画プロセスに反映されます。また、議会の承認が得られれば、各政府機関が予算案で提示したIT近代化の取り組みを強化するための資金を活用できるようになります。

フェーズ1:エンタープライズロードマップの策定
フェーズ2:近代化の対象となるシステムの特定とと優先順位付けの実施
フェーズ3:優先度の高いシステムに関する近代化の工程表の策定
フェーズ4:近代化の実施

米国政府関連ブログ(英語サイト)
https://www.whitehouse.gov/blog/2016/10/26/laying-foundation-more-secure-modern-government

パブリックコメント(英語サイト)
https://policy.cio.gov/it-modernization/