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2021.12.16

2021年12月号 トピックス 地域シェア4割の「さるぼぼコイン」―立役者に聞く地域通貨の成功要因、現状と今後の展望

飛騨信用組合
非常勤監事
古里 圭史

(取材)狩野英司(行政情報システム研究所)、増田睦子(同)、平野隆朗(同)
(文)末岡洋子

 近年、地域活性化対策として地域通貨の導入が各地で進められてきたが、成功事例は少ない。そうした中で、加盟店、ユーザーともに地域シェア約40%を誇る異例の存在なのが、岐阜県飛騨高山の地域通貨「さるぼぼコイン」だ。手がけたのは、飛騨信用組合にUターン就職した古里圭史氏(当時は常勤理事経営企画部長)。成功の背景には、地域振興ありきではない、古里氏らチームの入念かつ現実的な計画がある。一方で、古里氏は開始から4年を迎えた「さるぼぼコイン」の今後についても、冷静に見つめている。古里氏に、「さるぼぼコイン」立ち上げにいたった経緯、現状、そして地域通貨の将来について伺った。