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2022.06.10

2022年6月号連載企画 躍動するデジタル・イノベーション No.3 公教育における新しいテストの形 ―紙とタブレットの併用―

株式会社シンプルエデュケーション
代表取締役社長
平田 直紀

1.はじめに

 私たちが子どもの頃に学校で行ったテストは、令和となった現在も大きく形を変えることなく実施されています。ただ、採点については例外です。テストの採点と聞くと、マルやバツ、時には花マルなどが赤いペンで記入されて返却されたことを思い出すはずです。しかし、採点システムが使われることが多くなった現在、このマルバツは先生の手書きではなく、解答欄に対して手書き風の画像を上に被せる形態をとるようになっています。また、採点システムに先駆けて15年ほど前から校務支援システムが導入され始め、通知表の所見なども手書きではなく印字される形になりました。このように学校現場においてもデジタル化の波は止まりません。