Hot Topics

2017.03.21

デジタルパブリックHOT TOPICS(2017.3.21)

デジタルパブリックHOT TOPICSでは、公共分野のデジタル化に関する興味深い
「非公式」情報や、政府・行政機関からのお知らせなど、今ホットな話題を紹介します。

 

■マイナンバー利活用推進ロードマップの公表
マイナンバーカードの利便性を高めるための取組内容を具体化するとともに、
検討のスケジュールや実現時期を明確にする観点から作成したものです。
本ロードマップで、マイナポータルの本稼動予定は10月に変更されています。
あわせて、マイナポータルの改善方針として、取説不要、準備作業は3分以内、
スマホでも利用可能、API連携による利用シーン拡大の4点が提示されています。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei02_02000139.html
 

■政府におけるブロックチェーン技術の活用例(eGov innovation)
グルジア、イギリス、エストニア、シンガポール、ドバイおよび米国デラウェア州の
政府におけるブロックチェーン技術の活用例を紹介しています。
http://www.enterpriseinnovation.net/article/how-are-governments-using-blockchain-technology-1122807855
 

■かすみがうら市が自治体で初めてブロックチェーン技術を本格導入(ZUU online)
茨城県かすみがうら市は今夏から地域ポイント制度にブロックチェーンを活用する取り組みを
開始します。
大規模サーバが不要になり、低予算で地域ポイント制度をスタートさせられる利点があると同時に、
情報の改ざんリスクも小さいことにも期待が寄せられています。。
https://zuuonline.com/archives/143270
 

■外国人旅行者向け災害時情報提供アプリの機能向上
2014年10月から観光庁が提供している外国人旅行者向け災害時情報提供アプリの提供情報の追加と
機能改善が行われました。
見直しにあたっては、日本滞在経験の浅い外国人や、日本滞在中に緊急地震速報を受信する地震を
経験したことのある外国人を参集し、計12回のグループインタビューを昨年5月頃に行い、
機能向上すべき項目について提言を受けています。
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news08_000234.html
 

■横浜市でチャットボットを活用したごみ分別案内を公開
横浜市資源循環局で、AI技術を使い、ごみの出し方を対話形式で案内する実証実験が行われます。
システム上で、調べたいごみの品目を話しかけると分別品目や出し方を答えてくれる仕組みです。
http://www.city.yokohama.lg.jp/shigen/sub-shimin/dashikata/
 

■米国テキサス州で「サウス・バイ・サウスウエスト」イベントを開催
米国テキサス州で行われる音楽祭・映画祭・インタラクティブフェスティバルなどを組み合わせた
大規模イベントで、行政×テクノロジー、行政×データについて議論する、ユニークなイベントが
行われます。
http://schedule.sxsw.com/2017
 

■タイ首相が5か年のデジタル・ガバメント計画を発表(OpenGov)
デジタル・ガバメント計画では、5年以内に統合的な市民中心のデジタル・ガバメントを実現することを
目標としています。
主な施策は、スマートサービス(APIでシームレスに情報やサービスを連携)の提供、
政府スマートキオスク(個人IDカード認証でログインしサービス提供)の設置、BIZ(事業)ポータルの構築、
ファーマーワン(農家ポータル)の構築、タイデジタル・ガバメント学会の設立などとなっています。
http://www.opengovasia.com/articles/7415-thailand-pm-announces-digital-government-plan-2017-2021-to-achieve-integrated-citizen-centric-digital-government-within-5-years
 

■エストニアの新たな政府CIOの任命(Gov insider)
エストニア政府は、新たな政府CIOとして、首相のデジタル顧問であったSiim Sikkut氏を任命しました。
Sikkut氏は、優先的に検討する事項の1つとして、公共サービス提供のための自律型車両の使用を
掲げています。
https://govinsider.asia/digital-gov/siim-sikkut-is-estonias-new-gcio/
 

■シェアリングエコノミー伝道師(第1弾)の任命
地方でのシェアリングエコノミーの導入を推進するため、豊富な知見や活用実績等を備え、
シェアリングエコノミーの活用を分かりやすく説明するシェアリングエコノミー伝道師として
5名が任命されました。
https://cio.go.jp/share-eco-evangelist_1st
 

■データオンライン講座(第3弾)の開講
e-Stat、統計GIS、API機能を使い、統計オープンデータを活用したデータ分析の基本的な知識を
習得する講座が6月から開講される予定です。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei09_01000022.html