Hot Topics

2018.11.27

デジタルパブリックHOT TOPICS(2018.11.27) 

・『国土交通技術行政の基本政策懇談会』中間とりまとめを公表
・空港の税関検査で顔認証 NECが財務省から受注
・豪州デジタル変革庁がデジタル戦略Vision 2025を公開

デジタルパブリックHOT TOPICSでは、公共分野のデジタル化に関する興味深い「非公式」情報や、政府・行政機関からのお知らせなど、今ホットな話題を紹介します。

■第1回港湾の電子化(サイバーポート)推進委員会(国土交通省)
官民データ活用推進基本計画実行委員会のもとに設置され、施策推進ロードマップの策定、年度目標、推進状況のフォローアップ、業態ごとのデータひな形等の承認を行います。
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/cyberport/dai1/shiryo4.pdf

■データ駆動型の行政の推進など、今後の国土交通省の技術政策の方向性を提示~『国土交通技術行政の基本政策懇談会』中間とりまとめを公表~(国土交通省)
データ駆動型の行政の推進として、CDOの任命の推進が掲げられているほか、官民データと新技術活用による
都市・地域マネジメントの推進も掲げられています。
http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000519.html

■空港の税関検査で顔認証 NECが財務省から受注(日本経済新聞)
入国者はまずアプリで申告内容を入力し、空港の手荷物受取所に8台設置する電子申告端末で顔写真を写します。税関検査場の出口ゲートを通過する時に、撮影した画像を基に本人確認を行います。ゲートに設置するカメラは近づく人の顔を連続で撮っており、歩きながらでも判断可能となっています。2019年4月以降に成田空港第3ターミナルで実証実験を始める予定です。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37534900Y8A101C1000000/

■豪州デジタル変革庁がデジタル戦略Vision 2025を公開
「我々は全てのオーストラリア人のために世界をリードするデジタルサービスを提供する」をテーマとしており、(1)直観的で利便性が高く統合されたサービスと、セキュアだが容易にアクセスできるデジタルIDを提供する政府、(2)市民から提供された情報に基づきスマートでより良いサービスを提供し、信頼性と透明性を高める政府、(3)デジタル化に対応する能力やインフラを備え、説明責任を十分に果たす政府を優先事項として取り組みを進めることとしています。
https://dta-www-drupal-20180130215411153400000001.s3.ap-southeast-2.amazonaws.com/s3fs-public/files/digital-transformation-strategy/digital-transformation-strategy.pdf